お菓子の販売について
こんにちは。アイシングクッキーTwinkleのさめしまみほです。今日もまた雨でしたね。
そろそろお日様が恋しくなってきました。
昨日はこどもたちに誕生日プレゼントにミトンをもらったので早速クッキーを焼きました。

先日保健所の検査が無事に終わりました。次は6年後になります。
今日は珍しく(?)衛生管理や許可のことを書いてみたいと思います。
お菓子の販売について生徒様や他の講師の方にも質問をいただきますが
管轄の保健所に問い合わせるのが一番良いと思います!
ええー!冷たいと思うかも知れませんが(笑)一番きちんと教えてくれると思います。
私の場合は自宅を建てる時点で菓子製造業や喫茶営業の許可も視野に入れて建てたので、あまり参考にならないかも知れませんが、気づいたことを書いてみます。
(管轄の保健所によって異なるかも知れないのであくまで参考程度にしてくださいね)
お菓子を販売するには食品衛生責任者という資格が必要になります。
講習を受講することで手帳がいただけるようです。←ようです。と書いたのは私は講習も受講していなく手帳ももっていないからです。
えー?ダメじゃん!って思った方、栄養士、調理師免許を持ってる方や医学部を卒業した方など講習を免除される方もいるのです。
私は栄養士の免許があったので、免許証を保健所へ持参しました。
そして一番重要になるのが製造する場所です。菓子製造業の営業許可が必要になります。
家庭用のキッチンとは別にもう1つ必要になります。←ご質問される方で意外とここをご存じない方が多いと思いました。
一般的なキッチンにはないようなもので必要なものは
シンクとは別の手洗い、手洗い装置、ドアです。あんまりこれらのものを最初からキッチンにつける方はいないかと思います。
ドアはキッチンの入り口にドアが必要になります。コンビニやカフェなどの低いパタン、パタン開閉するようなドアで良いそうです。
それと床の素材が木材では許可がおりなく、石、タイル、コンクリートなどです。
細かいところではあと窓に全て網戸がついているという項目もあったと思います。
それと時々、シンクが2個ないとダメなんですよね〜、食洗機でもいいんですよね?
と聞かれますが、それはおそらく菓子製造業の許可ではなく喫茶営業許可だと思います。
菓子製造業と喫茶営業は別の許可になります。
申請に必要な書類は図面、地図、許可証の申請書類、食品衛生責任者(もしくは栄養士免許証、調理師免許証など)。
保健所へ相談に行くときも図面を持っていくことをおすすめします。
私の管轄の保健所の方はとても親切に教えてくださいました。
時々幼稚園のバザーやイベントに出すので許可はいらないですか?と聞かれますが主催してる方にご質問された方が良いかと思います。
年に数回まででしたら臨時の許可証というものを保健所で出してくれると思います。イベントなどへの出店でしたらそちらを利用するのも良いかもしれませんね。
普通にしてるつもりが普通の感覚が人によって随分違います。
衛生面についても家ではOKでもお仕事だとどうかなと思うことはあります。
飲食店や食品関係のお仕事をしたことがある方なら、きっとわかると思います。
私は栄養士として勤務していた時には衛生管理は徹底していました。仕事として食品を扱う時はスイッチのようなものが入っていまいます(家でもできたらいいんですが・・・笑)。
これが正解というのはありませんが、
手洗いひとつとってみても、手を爪ブラシを使って洗ってから、アルコールで消毒します。
調理中に他のものを触ってしまったら再度同じことをします。クッキーの生地を作っている時や型抜きしている時はそんなに難しくないかもしれませんが、アイシングしている時も同じことです。
シンクを使う時にはまず洗ってからアルコール消毒してから使用します。使い終わったときも同じです。
道具も洗って、乾燥して保管します。
布巾も使用した後は洗剤で手洗いしてからお鍋にお湯を沸かして5分か10分くらい煮沸してから干します。
ものすごく細かいことですが、アルコール消毒もアルコール濃度が大切なので濡れている手に使用しても薄まってしまってあまり効果がないのできちんと拭いてから使用しましょう!
今日は「まじめかっ!」と突っ込まれそうな内容ですが、生徒様や今は子育て中だけど子育てが落ち着いたら販売やレッスンなどをしたいという方の参考になればと思って書きました。
長くて面白くない内容でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。